2019-2020夏の移籍市場でFW中村敬斗がJ1ガンバ大阪からオランダ・エールディヴィジのトゥエンテに移籍した。小学6年時には「スキルズテスト」を経て、イングランド・プレミアリーグのマンチェスター・ユナイテッドほ本拠地であるオールド・トラッフォードでのトレーニングも経験したことのあるアンダー世代の逸材の動向が気になる方も多いのではないだろうか。
エールディヴィジの放送・配信
昨季2018-2019シーズンは、DAZN（ダゾーン）とフジテレビネクストで視聴することができたエールディヴィジだが、2019-2020シーズンに関してはまだフジテレビ側からの確たる情報がなく、公的な映像で確認できる可能性はDAZNに限られる。しかし、中村敬斗を始め、名古屋グランパスから移籍した菅原由勢や、1月にマンチェスター・シティと契約し、フローニンゲンへレンタル中の板倉滉など、オランダにおける日本人選手の数が増加中のため、フジテレビ側からのアクションを待ちたいところだ。
DAZNでの視聴
DAZNではJリーグ（J1、J2、J3）に加え、今季からはイングランド・プレミアリーグの独占放送も開始される（詳細は下記）。しかしエールディヴィジに関しては全試合がライブ配信されるわけではないものの、ハイライト視聴を公式の映像で確認できるのはありがたい。特に、ヨーロッパのゲームとなれば日本時間の深夜となるため、90分をフルで視聴することが出来ない方にも届けてくれる点はありがたい。このまま人数が増えたり、要望が多くなれば、リアルタイム配信もあるかもしれません！
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フジテレビNEXT
昨シーズンで考えれば、MF堂安律選手（フローニンゲン）が出場する試合を中心に1試合はライブ配信を実行。こちらも、すべての試合が視聴できるわけではない点に注目したほうがいいかもしれません。
ただし、現状ではまだ特に情報が出ていないため、分かり次第記載します！
エールディヴィジとは？
日本同様18チーム、ホーム・アンド・アウェーの34試合で行われ、最下位チームが自動降格（16・17位は、2部であるエールステ・ディヴィジチームとのプレーオフへ）。
今季参戦する日本人プレイヤー
MF堂安律（フローニンゲン/日本代表/東京世代）※開幕段階でPSV・アヤックス等への移籍可能性も
DF板倉滉（フローニンゲン/日本代表/東京世代）※マンチェスター・シティからのレンタル移籍中
DF中山雄太（ズヴォレ/日本代表/東京世代）
SBファンウェルメスケルケン際（ズヴォレ）
DF菅原由勢（AZ）
FW中村敬斗（トゥエンテ）
※昨季ヘーレンフェーンに所属した日本代表MF小林祐希は契約満了に伴い、退団済。
オールド・トラッフォードに原体験を持つ中村敬斗とは？
国内ナンバーワンの走行＆スプリントバランスをもつ歴代ユース年代でもトップクラスのアタッカー。ドリブルの突破力は2017年当時最強と謳われたイングランド代表や2019年U-20W杯でも世界相手と渡り合えたほどであり、6月の帰国後はJリーグでも止められることがないほどにまで成長。また右足のパンチ力も高い。
柏レイソルのジュニアからキャリアは始まるも、一度は地元クラブへ。マンチェスター・ユナイテッド主催のスキルズテストで好成績を誇り、『スキルズラスト』のためにオールド・トラッフォードの地を訪れる。最優秀選手には輝けずも、「いつかまたこの地で…」と小学6年段階で原体験と強烈な目標をもった。
中高時代からは三菱養和に進み、高校2年でプロクラブに練習参加し、MF藤本淳吾とMF堂安律に感銘を受けてガンバ大阪へ。同年行われた2017U-17W杯では日本史上初めてFIFA主催の大会でハットトリックする活躍を見せるなど、世界に名を売った。2018年にプロ入りすると、主戦場はJ3を戦うU23チームながらルヴァンカップではDF槙野智章（浦和レッズ）を置き去りにするドリブルと突破力で得点するなど、片鱗を見せた。一時はトップチームにも絡めず、宮本恒靖監督にも「（堂安）律の当時と比べると劣る」などの檄を踏まえて発奮。2019年途中からJ1のスタメンを張り続け、U-20W杯も経験。帰国後のドリブルは最早誰に求められることはなく、走行距離やスプリントは国内トップクラスの「12km・25回」という基準を保つほどにまで大きく成長を遂げている。
2017年当時の佐藤が書いた記事
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MILKサッカーアカデミーは中村敬斗選手を応援します！
J1、J2、J3、ユース、高体連、プレミア含む各海外サッカーをひたすら喋りまくりつつ、佐藤の持つデータと選手ストーリーからあらゆる形でユーザー（生徒）のサッカー脳をアップデートする「ミルアカ」では、2019-2020シーズンより、海外リーグの毎節レビューと海外クラブ所属日本人選手の定点観察レポートも同時に配信決定！選手たちの映像を活用することが出来なくても、現状がどのような状態にあるのか、プレーに関するデータを踏まえながら解説していきます！
また、ノーミルク佐藤は中村敬斗選手を中1時代の三菱養和巣鴨時代から現地に足を運ぶなど継続的に見続けている選手でもあるため、今後とも彼を応援していきますので、ぜひお楽しみにしていてください！
海外所属日本人選手の情報
新たに記事を作りますのでもう少々お待ち下さい！
