弊社でYouTubeチャンネル『MILKサッカーアカデミー東京校』を開設!

横浜FC/ベテランと若手の融合 13年ぶりのJ1で目指すはJ1定着

横浜FC/ベテランと若手の融合 13年ぶりのJ1で目指すはJ1定着

 2007年以来のJ1の舞台に立つ横浜FC。各ポジション共通して実績豊富なベテランから成長著しい若手まで幅広く揃い、全てが上手く共鳴しあえば目標であるJ1定着も現実味を帯びてくるはずだ。下平監督はビルドアップと前線からのプレスを志向しており、J1仕様のバージョンアップを目指す。J1定着の目標に向けて昇格組の第一関門である開幕戦勝利を成し遂げたい。

GK・DF

 ベテランの南雄太がキャプテンに就任。清水エスパルスから加入した六反勇治と争う構図が予想される。
 副将を務める伊野波雅彦や元オランダ代表のカルフィン・ヨン・アピンの実績は申し分ない。後方のビルドアップを重視したい監督の意向を汲み、ヴィッセル神戸から19歳の小林友希を期限付き移籍で獲得した。小林友希はヴィッセル神戸で出場機会が限られているものの、昨年行われたU-20W杯のメンバーに選出されるなど、高校年代から将来を嘱望されてきた有望株のCBだ。J1の舞台で屈強なCBに成長出来るか、本人にとっても重要な1年となる。昨年、水戸ホーリーホックの躍進に貢献した志知孝明や、川崎フロンターレから獲得したマギーニョは運動量が持ち味であり、2人を両翼に揃えた攻撃に注目していただきたい。最大のサプライズはいわきFCから熊川翔を獲得したことだ。後述する手塚康平同様、柏レイソルアカデミー時代に下平監督の指導を受けた選手であり、異色のサッカーをするいわきFCで培った経験を含め、Jリーグでどれだけの活躍ができるかに注目したい。

MF

クラブ一筋の佐藤謙介や攻撃のキーマン松井大輔や中村俊輔が名を連ねる中、新たに中盤のゲームメーカー役に柏レイソルから手塚康平を期限付き移籍で獲得した。柏レイソルアカデミー時代から下平監督の指導を受けていて本人も自負する持ち前のパスセンスを発揮したい。明治大から瀬古樹、青森山田から古宿理久と大学・高校で実績を挙げた選手を獲得し底上げを図る。

昨年J2で躍進した両サイドハーフの中山克広、松尾佑介はJ1のディフェンス陣に通用するアタッカーに変貌を遂げられるか。昨シーズンの攻撃の肝となっていた部分だけに、J1定着に向けたキーポイントになるかもしれない。2ndチョイスに若手有望株の斉藤光毅やベテラン松浦拓弥ら選択肢は多い。

FW

 1トップタイプが揃い、横一線のスタメン争いが始まる。その中でも9番を背負うことになった一美和成には期待がかかる。昨シーズン京都サンガでキャリアハイの17得点を決め、保有先のガンバ大阪が呼び戻す可能性もあったが、今季はJ1クラブへの期限付き移籍で万能型ストライカー像を目指す。近年攻撃を牽引し多くのゴールを決めてきたイバや、昨夏加入した皆川佑介も控えており、争いは激しい。そして13年ぶりにJ1に戻ってきた三浦知良はゴールを決められるに注目が集まる。

未分類カテゴリの最新記事