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ヴィッセル神戸/ACLに初挑戦も連勝中!リーグ戦と並行する今シーズン最も大事なことは?

ヴィッセル神戸/ACLに初挑戦も連勝中!リーグ戦と並行する今シーズン最も大事なことは?

 新国立競技場で初めて行われた公式戦で天皇杯を制して初タイトルを獲得した。目標のACL出場権を得てクラブ創設25年目の今年初めてアジアに挑戦している。例年、冬の移籍市場を賑わせてきたが、今冬は大人しかったことで、違和感を覚えるくらいのオフシーズンだった。だが、時を遡れば昨夏の補強が的確に当たっており、現メンバーをベースに成熟を図った上で、同時に若手選手の成長を促すようにも見える。各ポジションに若手選手が存在し、彼らの成長が2つのコンペティションを熟すことに不可決だ。ベテランと若手が互いに作用し競争力があるチーム作りからクラブ史に残る25年目を目指す。

GK・DF

 飯倉大樹のアグレッシブなスタイルがベースにあるGK。現代的なGKの素質を持つ前川黛也は昨シーズン8試合の出場に留まったものの、成長は著しい。今季もまた起用されるタイミングがありそうだ。
 ベテランの選手が多いCBの陣容に、筑波大学経由で帰還したヴィッセル神戸U-18出身の山川哲史とレノファ山口で名を挙げた菊池流帆を獲得した。即戦力としての期待と年齢を考慮した将来性も踏まえているのかもしれない。2人共通して空中戦が強く、早々に出場機会を得てJ1でも遺憾無く発揮したい。

MF

 ドイスボランチかアンカー配置システムなのか2つの布陣を使えることは大きい。セルジ ・サンペール、イニエスタ、山口蛍が1stチョイスとなる中で、安井拓也や郷家友太も能力は証明済だ。昨年以上に出場機会が増えると予想される今季、どれだけ個性を出せるかが中盤の陣容を厚くするカギとなる。
 両サイドは酒井高徳と西大伍が不動の存在だ。そこに東京五輪世代の藤谷壮や初瀬亮の成長が競争を熾烈にするだろう。また昨季終盤に小川慶治朗がウィングバックで起用され新境地を開拓したことを踏まえれば陣容は十分だ。

FW

 ビジャ、ポドルスキ、ウェリントンが去って人員整理された印象だが、目玉補強となったドウグラスは実績と経験が十分でACLで戦うキーマンになり得る。Jリーグ全カテゴリースコアラーの藤本憲明はACLでゴールを決められるか注目ポイントだ。攻撃のキーマンとして昨年日本代表も経験した古橋亨梧は初めての国際大会で爪痕を残し、より怖いアタッカーに変貌を遂げ成長スピードを加速させることはできるか。

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