○GK
▼招集
・シュミット・ダニエル（シント=トロイデン/ベルギー）
・権田修一（ポルティモネンセ：ポルトガル）
・川島永嗣（ストラスブール：フランス）
▼主な招集外
・大迫敬介（サンフレッチェ広島）※U22招集
・中村航輔（柏レイソル）
・東口順昭（ガンバ大阪）
遂にGK3人全てが海外所属選手となる、日本史上初めての出来事が発生。
大迫敬介をベンチ過ごさせるよりは試合に出場させること、リーグ戦継続のJ2に籍を置く中村航輔、ベテラン2人は不要との判断で東口順昭を外したと考えれば、至極妥当。
○DF
▼招集
・酒井宏樹（マルセイユ/フランス）
・長友佑都（ガラタサライ/トルコ）
・安西幸輝（ポルティモネンセ：ポルトガル）
・吉田麻也（サウサンプトン/イングランド）
・植田直通（サークル・ブルージュ/ベルギー）
・畠中槙之輔（横浜F・マリノス）
・冨安健洋（ボローニャ/イタリア）
▼主な招集外
・室屋成（FC東京）
・立田悠悟（清水エスパルス）※U22
・岩田智輝（大分トリニータ）※U22
・原輝綺（サガン鳥栖）
・菅原由勢（AZ/オランダ）※U22も招集外→理由がある？
・佐々木翔（サンフレッチェ広島）
・杉岡大暉（湘南ベルマーレ）※U22
・昌子源（トゥールーズ/フランス）※負傷
選出陣容は至極全うなメンバー。昌子源が負傷でなければ、こちらもオール海外組の可能性すらあったかもしれない。
期待された杉岡大暉、岩田智輝はU22の北中米遠征帯同となったため、フル代表からは外れた模様。
酒井高徳がこなしてきた両SB兼任枠を安西幸輝が引き継ぐことで、他ポジションに厚みを加えることを可能とした。
○守備的MF
▼招集
・柴崎岳（デポルティーボ・ラ・コルーニャ/スペイン）
・遠藤航（シュトゥットガルト/ドイツ）
・橋本拳人（FC東京）
・板倉滉（フローニンゲン/オランダ）
▼主な招集外
・大島僚太（川崎フロンターレ）※負傷
・三竿健斗（鹿島アントラーズ）
・井手口陽介（ガンバ大阪）
・中山雄太（ズウォレ/オランダ）※U22も招集外→理由がある？
こちらも納得の人選。しかし、守備型3名の招集であり、展開力のある大島僚太も負傷中。バランサーの田中碧や松岡大起には、勝ち取れるポジションがある。
高さもあり、CBもこなせる板倉滉と、複数ポジションを兼ね備える遠藤航は一歩リード。オンリーポジションの三竿健斗や齊藤未月、コンディション回復途上の井手口陽介のポジション再獲得には時間がかかるか。
○攻撃的MF
▼招集
・伊東純也（ヘンク/ベルギー）
・堂安律（PSV/オランダ）
・南野拓実（ザルツブルク/オーストリア）
・久保建英（マジョルカ/スペイン）
・原口元気（ハノーファー/ドイツ）
・中島翔哉（ポルト/ポルトガル）
▼主な招集外
・前田大然（マリティモ/ポルトガル）※U22
・仲川輝人（横浜F・マリノス）
・古橋亨梧（ヴィッセル神戸）
・香川真司（レアル・サラゴサ/スペイン）
・鎌田大地（フランクフルト/ドイツ）
・三好康児（アントワープ/ベルギー）※U22も招集外
・乾貴士（エイバル/スペイン）
・安部裕葵（バルセロナ/スペイン）※U22
・中村敬斗（トゥエンテ/オランダ）※U22も招集外
ベストメンバーが組めており、海外組の前田大然・安部裕葵はU22の招集。ここまでくると「なぜここまで招集したか」という疑問符さえついてくる。堂安・久保・中島は新チームに溶け込めているわけではない。招集内容はパーフェクトだが、このシリーズであえてパーフェクトを持ってきたということは、予選を戦う2年間の発起、このメンバーを中心としていくことが表明されたかのような人選でもある。
○FW
▼招集
・大迫勇也（ブレーメン/ドイツ）
・永井謙佑（FC東京）
・鈴木武蔵（北海道コンサドーレ札幌）
▼主な招集外
・北川航也（ラピッド・ウィーン/オーストリア）
・上田綺世（鹿島アントラーズ）※U22
大黒柱に加え、6月で結果を残した永井謙佑、絶好調の鈴木武蔵が入ったため、文句が出る余地はない。
上田綺世はU22招集、北川航也は移籍して1ヶ月すら経過していないことを考えれば順当そのもの。
